メールマガジンバックナンバー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ エコニティ メールマガジン □■ 2009年8月号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ はじめに・・・ 事情により、今回のメールマガジンは発行が遅れてしまい申し訳ありませんで した。 8月号、とうは言いながら今回は9月の発行です。 それにしても、8月下旬くらいから今年はめっきりと秋の気配です。 前に政権が変わった93年も似たような異常気象でしたが、 なんとも不思議なものです。 =========================================== ◎ 目次 =========================================== 1.設備情報管理のポイント(第21回) 2.「設備管理の匠」のQ&A~その19~ 3.「北海道のうまいもん」(第21回)~インデアンカレー~ 4.エコニティからのお知らせ ・展示会のお知らせ ・点検管理システムについて ・無料版利用の方のデータ作成サービスについて ・デモンストレーションの対応について ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1.設備情報管理のポイント(第21回) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 前回は、「(2)象限」に対する「リスクの回避」「リスクの転嫁」適用の判断に ついてご説明いたしました。 「リスクの回避」の判断は、経営的な問題に関わることが多いため、 設備保全担当者では現実になかなか判断がつきません。 「リスクの転嫁」ですが、もしリスクが高いとしたら保険会社が引き受けられ るのか、引き受けたとしても掛け金が非常に高くなるのではという問題が 出てきます。 このように、「(2)象限」に属する設備の問題は大変難しいことから、 本来設備導入前に十分にリスクを検討しておくべきだと考えられます。 ということをご説明してきました。 今回は、 ・「(3)象限」=リスクのランクが低く、除去が容易 ・「(4)象限」=リスクのランクが低く、除去が難しい これらの問題と、リスクの「保有」についてご説明してきます。 「(3)象限」「(4)象限」ともに、リスクのランクが低いわけです。 万一リスクが顕在化したとしても、その影響=「事後対処に必要なコスト」 が低い、ということになります。 具体的に誰でもわかる身近で仕事に使う例として、「パソコン」を題材に ご説明します。 仕事で使っているパソコンが壊れてしまった経験はありますか? その場合、状況によって、次のような問題が考えられます。 1)壊れてしまった時にもし、 様々な資料やデータがそのパソコンのハードディスクにしか入っていなかった としたら、仕事にとてつもなく影響がでることになります。 実際上、資料やデータの復旧は難しく、その損害はパソコンを買い替える費用 をはるかに凌ぐことになると思います。 2)一方、データをこまめにバックアップを取っていたとしたらどうでしょう か? パソコンが壊れても、そのバックアップからある程度データを復元できます。 壊れたことによる影響はかなり抑えられます。 ただ、データを復元する作業を行っている間、仕事が止まってしまう可能性が あるため、単にパソコンを買い替える費用よりも、損害コストはかかることに なります。 3)最近は、保存するデータを共通管理しているサーバに集約している場合も 増えています。 その場合には、自分のパソコンが壊れたとしても、仕事で利用するデータは 全く影響がありません。別のパソコンがあれば、すぐに仕事を再開できます。 損害コストはほぼ、パソコンの入れ替え費用だけです。 4)さらに、仕事に使っているといっても、壊れた当時、 実際にはそのパソコンをほとんど利用していなかったということも考えられます。 その場合には、壊れたとしても、パソコンを買い替えることもない、 ということもあり得ます。 すでにおわかりだと思いますが、この例のリスクの高さは、 1)>2)>3)>4)の順番になります。 この例で言えばリスクの低い状態とは、 ・すぐに復旧が可能 ・代替手段をとりやすい ・実際には利用していない このような理由から、仕事への影響が抑えられるということです。 通常の設備についても、ほぼ同じことが言えます。 設備が故障しても、すぐに修理ができるものであったり、予備機があったり、 壊れても業務上ほとんど影響がない、このような場合にリスクが低いという ことになります。 では、リスクが低い場合でも、リスク発生につながる故障をできるだけ 減らす努力をするべきでしょうか? 故障発生は低い方がもちろん良いのですが、そのために点検頻度を増やしたり 定期的な部品交換をすると、 ・故障発生を減らすためのコスト>故障が発生したときの対処コスト になってしまう可能性があります。 その場合、むしろ故障が発生することを容認して、事後対処を行う方が 経済合理性にかなっていることになります。 ですから、故障が発生することを前提として、その場合の対処を確実に行う 準備を十分に行う、これが「リスクの保有」の基本的な考え方です。 「(3)象限」「(4)象限」はともに、リスクが低いため、こうした「リスク保有」 の選択をとることが多くなります。 なかでも、「(4)象限」は「リスクの除去が難しい」、すなわちそれ以上、 リスクを低くすることにコストがかかることから、取りえる選択肢としては、 ほぼ「リスクの保有」に限られます。 一方、「(3)象限」は「リスクの除去が容易」なわけです。 ですから、そのコストによっては、リスクを除去するための予防対処をさらに 行うことによって、 ・「(3)象限」→「(4)象限」 に近づけていくことが、一つの選択肢になります。 一つ注意点があります。どんな対処を行っても論理上、リスクが「ゼロ」 になるということはあり得ません。 ですから最終的には(1)~(4)象限すべて、最終的にはリスクを「保有」する ことになります。 そのため(1)~(3)象限はすべて、リスクを低くするための対処を行ったり、 リスク可能な限り除去することによって、「(4)象限」化することが理想状態 ということになります。 ただ、どうしても「(4)象限」化するための限界は出てきます。 その場合でも「リスクを保有」しなければなりません。 そのため、特にリスクが高い状態で残っている場合に備えて、 リスクの保有のオプションとして、「自家保険」という方法をとることもでき ます。 この「自家保険」それから、リスク対処の組み合わせについて もう少し詳しく次回ご説明したいと思います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2.「設備管理の匠」のQ&A~その19~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― このコーナーでは「設備管理の匠」によく寄せられるご質問や、上手な使い方に ついて解説します。 【Q1】 「点検管理の匠」の試用版はないのですか? 【A1】 今のところ、試用版は準備しておりません。 そのため、現在のところ、資料をお送りして詳しくはデモで実際にご覧いただく ことになります。 ただ、今後試用版を製作を予定していますので、準備ができましたら またご案内いたします。 【Q2】 「設備管理の匠」はどんな業界に向いていますか? 【A1】 もともと、「設備管理の匠」は水処理設備で利用していたシステムをベースに パッケージ化しています。 しかし今のところ、広い意味での製造業のお客様にご利用いただくケースが 最も多くなっています。 そして、ビルの空調設備等の管理に利用されることもあります。 分類や運用方法を工夫すれば様々な使い方は可能です。 具体的にはご相談下さい。 ~~何か取り上げて欲しい質問がありましたらメールでご連絡下さい~~ 「設備管理の匠」についてはこちらをご覧下さい。 http://www.econity.co.jp/takumi.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2.「北海道のうまいもん」(第21回) ~インデアンカレー~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 8月14日、北海道一の花火大会!第59回勝毎花火大会が十勝川河川敷であ りました。 今年は予定していた13日が雨天の為次の日に開催されましたが、 さすがテレビでもランキングに入っていた花火大会だけの事はあり大勢の人達 でにぎわった様です。 今回はちょっと北海道の中でも大変ローカルですが、その十勝、帯広にある カレーショップインデアンを紹介します。 カレーショップインデアン→「インデアン」はルーカレーの専門店で、 帯広を中心として十勝で展開しているカレー屋さんです。 お店に入ってみると・・・期待通りカレーのいい匂いでいっぱいです。 しかし何だかお客さんの雰囲気が・・・私の勝手なイメージですが、 若者というより、おじさんおばさん、おじいちゃんおばあちゃんが比較的多い ように思いました。 席に座り注文をすると、注文を聞いた店長さん?はカレーをリズミカルに 作り始め、出来たカレーをテーブルまで運んでくれます。この間数分!!! やっぱり違うメニューにした方が良かったかな~? と悩んでいる間に運ばれてくるほどの早さです。 メニューは野菜カレー、カツカレー、シーフードなどがあり、辛さも4段階 選ぶ事が出来ます。私の選んだのはお店の名前でもあるインデアン! 金属製のカレー皿にたっぷりとルーがかかっていて一見すると、家庭で食べる カレーのようなのですが、スパイシーだけど辛すぎず、とても食べやすくて 美味しいです。そして1杯399円と価格も手頃です。 このお店はお客さんの年齢層の事もありますが持ち帰りの割合も高い事も 特徴のひとつだと思います。 私が店内で食べている間にも鍋を持参して晩御飯?として買っているお客さん を何組も見ました。 安くてボリュームがあるだけでなくしっかり美味しいので何度も足を運びたく なる、子供から大人まで食べられる、 帯広のカレーといえば「インデアン」といわれている理由がわかります。 特別なご馳走ではないかもしれませんが、ちょっと立ち寄って大満足のお店です。 <<カレーショップインデアン>> http://www.fujimori-kk.co.jp/index.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4.エコニティからのお知らせ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■展示会のお知らせ 11月18日~20日、東京ビックサイトで行う「メンテナンステクノショー」 への出展が決まりました。 詳細はまた後日ご案内いたしますが、無料招待状ご希望の方は takumi@econity.co.jp までご連絡ください。 準備ができ次第発送します。 ■点検管理システム(点検管理の匠)について 簡単なご紹介は、ホームページ上に掲載されています。 http://www.econity.co.jp/tenken.html ご興味ある方は、ぜひご覧下さい。 今のところ、試用版がないため、動作を見たい場合には、お伺いして デモンストレーション対応いたします。 詳しい資料やデモンストレーションご希望の方は、 takumi@econity.co.jp まで、「デモ希望」「点検システム資料希望」となどを記載の上メールを お送りください。 ■無料版利用の方のデータ作成サービスについて エコニティでは、無料版利用の方でもデータ作成を無料で行うサービスを始 めました。 御社の現状設備を具体的にイメージできる形で「設備管理の匠」の無料版を 確認できるようになります!! 作成には次の条件があります。 ・Excelの一覧表になっているデータのみ対応可能です。 (一覧表であれば、形式は問いません) ・機器50台分とそれに付随する各種マスタデータのみ作成します。 ・データをいただいてから2週間程度かかります。 ・頂いたデータをもとに、こちらで項目調整をいたしますので、データ内容 すべてを取り込むことはできないことがあります。 詳しくは、 takumi@econity.co.jp または 03-3865-1468 までお問い合わせください。 なお、今のところ2009年9月30日までの、期間限定を予定していますの で、ご希望の方は早めにお申し込みください。 ■デモンストレーションの対応について エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に随時対応し ています。 ご希望の方はご連絡下さい。 <問合せ先> Mail:takumi@econity.co.jp TEL:03-3865-1468 ********************************************************************** ■□エコニティについて■□ (有)エコニティは2000年に設立されました。 もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、 2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。 当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。 お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して います! URL:http://www.econity.co.jp Mail:takumi@econity.co.jp TEL:03-3865-1468 本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下 さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。 編集責任者:吉村 **********************************************************************


